ESTAってなんですか?
おこんばんは ~_~ ようこそいらっしゃいました。
短期の語学留学で渡米したコイレ、
一年で帰国する予定がそのままアメリカに住み着き
以後音信不通、
ある時2、3年ぶりに電話が来たと思ったら
来月結婚することになったから
よろしく!
ふざけんじゃねえ 何寝ぼけたこと言ってんだ
お前大体がいまどこにいるんじゃーーーー!
となり(あたりまえじゃ!)
ラスベガスと聞いた時にはびっくりしました。
ラスベガスと言えば カジノ
カジノと言えばギャング、ギャングと言えば麻薬
麻薬と言えば・・・と 妄想は勝手に膨らんで私たち日本の家族は大変におどろきました。
当然コイレのあまりにも勝手な決断に腹を立てた家族は、
式に出席することもなく、その後出産して子連れで里帰りするまで
私たちはコイレに会うことはありませんでした。
その後父が他界、先ずは母が、
そして私が、アメリカの土を踏むことになりました。
最初の渡米はさんざんでした。
いつでも行き当たりばったりの私は、事前の準備も下調べも一切なく、
空港ではじめてESTAの存在を知りました。
エスタとは 電子渡航認証システムのことで
事前にネット申請するものだそうで、とにかくそれがないと
アメリカに行けない事をチェックインカウンターで知りました。
チェックインの時間が刻々と迫る中、
スマホで入力作業した時、
あせり過ぎて何回も入力ミスで
振り出しに戻りました。
(一文字でもミスがあると申請が通らない)
最終の登場案内の10分前
ESTAの申請が通った時の感動と興奮と冷や汗は
今でも思い出すと私の胸をギュッと締めつけます。
ロスアンジェルスの空港で迷った私は飛行機に乗り遅れ
もともとひどい方向オンチの私なので
つたない英語で質問しながら乗り換えのターミナルを探しましたが
いい加減な奴らに適当なことを教えられてもっと迷い
挙句の果てに飛行機に乗り遅れました。
インフォメーションカウンターで
ベイビー心配しないでと言われ、その次の次の便に乗れましたが、その間トムハンクスのターミナルという映画のワンシーンがずっと頭の中をぐるぐると回り続けました。
ああ、もしもこのままこの空港に泊まることになったらどうしようか
今でも、どうやったら乗り換え口に迷うのかとみんなに
ばかにされ、そのたびにくやしい思いをしているベイビーです。
3時過ぎの到着のはずが辺りはもうすっかり暗くなっていました。
着陸のために徐々に高度を下げた飛行機の窓から
ひときわ明るくストリップの街が輝いているのが見えました。
夜も更けましたので、今夜はここまで。
いつもご縁をありがとうございます。