生まれ変わった日 1
おこんばんは =_=
ようこそいらっしゃいました。
このブログは前日お話ししたことの中から
一つの言葉を切り取って次のテーマにする
リレーブログです。
しりとりブログともいえるかな、と思います。
さて、今夜は夕べの話の中から検診と言うワードを取り上げてみますね。
3年前の6月ごろのお話です。市で補助を受けて乳がん検診をしました。
乳がんサバイバーである知人のすすめと、補助金が出るという理由も大きく手伝ってそれまで4年連続でマンモと
エコーを交互に受けてきました。
その時はエコーの年で検査後先生の書いた書類を見ながら説明を受けました。
「顔つきはそんなに悪くはなさそうなんだけれどここに小さくあるのよねぇ。たぶん大丈夫だとは思うけど念のため、ね。
もうちょっとくわしくみてみましょうね。」
と、言うわけで乳腺の専門医へ直行しました。
先ず受けたのが細胞診です。
エコーで場所を確認しつつ、病変部に細い針を刺して
吸引した細胞をしらべました。
結果はクラス5でした。
世界が一瞬で変わりました。
乳がんにもいろいろなタイプがあるので今後どういった方法で
手術、治療を始めていくのか詳しく検査しましょう。という話になりました。
この段階でどうせバレること と腹をくくって
直属の上司に打ち明けました。
今後検査や手術のためにお休みしなくてはなりません。
上司はできる限り応援するから頑張ってと励ましてもらいました。
もっと上の責任者にも話す必要があります。
恐る恐る話をすると
一言 『抗がん剤使いながら仕事は大変だろう。』
と言われました。
たったそれだけです。
着席をすすめられることもありませんでした。
言わずもがな、上の言葉には隠された別の意味が有るでしょう。
”早く辞めれば?”
入室から退室まで2分とかかっていないはずです。
これで目が覚めました
くよくよしてる暇なんかないぞ
絶対に生還してやるんだ!!!!
次に行ったのが穿刺吸引細胞診でした。
並行しMRI検査、転移の有無を調べるPET検査を行いました。
中でもつらかったのがMRIでした。
ベッドにうつ伏せになり一時間弱、これがとてもきつかったです。
フルタイム勤務の私は午前中の勤務の後病院へ向かったのですが手っ取り早く近くの回転ずしに飛び込んで大急ぎで食事を済ませました。
これがいけなかった! 未消化のお寿司がうつ伏せの私の胃を
これでもかと圧迫し、検査中、何度非常ボタンを押そうとした事か・・・・。
けれどももう、随分時間が過ぎたはずです。
ここでやめてしまったら、また時間をおいて後日やり直しです。
何度も吐きそうになりながら冷や汗をかきかき
必死で耐えました。
検査結果が出るのを待つのも、また大変に苦しかったですが
告知された直後のパニックよりは幾分冷静さを取り戻し、
結果がひっくり返らないのであれば生きるためにすべきことは
なんでもしようと固く思いました。
私は必死でした。
お話は明日へ続きます。
今夜もご縁をありがとうございました。