コロナ禍で面会禁止の裏で起こっていること１

高齢の母がケガで個人病院に入院しました。

立派なリハビリ療養施設も併設された中規模の個人病院です。

以下に書く事は今現実に面会禁止の陰で起こっている恐るべき事実です。

病院の実名を公表することにより現在入院している母及び私ども家族に何らかの不利益が起こることを危惧し病院名は特定されないよう配慮いたします。

念を押して申し上げますが私は決して悪質なクレーマーではありません。

個室なら面会は可

先生の話では　コロナ感染対策のために一週間ほど個室で入院し
その後大部屋に移してくれるとの事でした。

コロナのために面会は禁止しているが、
個室にいる間は特別に面会を許可するとの事でした。

一瞬？？？と思いましたが
不安でもありましたので、とりあえず面会できることにほっと胸をなでおろしました。

実は気になっていることがある

他院からの紹介状で入院ということで
即日入院だったのですが
この病院、とにかく掃除がなっていないのです。

メインエントランスの大きな窓にふと目をやるといったいいつ掃除したのか
わからないほどのクモの巣とほこり。
置かれたゴムの木の葉も真っ白にほこりが・・・。

ちなみに、アイキャッチ画像はスクリーンカーテンに巻きついた蜘蛛の巣です。

強い後悔

翌日仕事の帰りにお見舞いに行き

受付の方に面会をお願いすると、大変に高圧的に
これから毎日お見舞いされますか？

と早口で聞かれましたので、コロナのこともあるので控えるようには
しますと伝えました。

病室に案内してくださる看護師さんがいらっしゃいましたが

挨拶より先にまた同じ質問をされ、

先ほどと同じ返答をしました。

そのフロアでは夜勤の看護師さんが２名。配膳係と思われる方が一名でした。

一人は働き盛りのようで忙しくされていて
もう一人は年のころは６５をとうに超えて７０代に見えました。
案内された個室をみて驚きました。

カーテンレールからカーテンが外れて端の方が垂れ下がり、
テレビのリモコンは使えません。

ちょうど廊下にいた看護師さんを呼び止めてお願いしたのですが
額に大粒の汗をかきながら、今手が離せないために後で行きます　との事でした。

もう一人の看護師さんは業務を遂行できるようなお歳には見えず
ずっとナースセンターで座っていらっしゃるようでした。

結局リモコンの電池が切れていただけのようで
電池を変えてもらったら動くようになりました。

嫌な予感がしたのでトイレを覗くと
ウォシュレットのノズルがひどく汚れていました。

母にお尻洗いの機械がとても汚れているからそれは使わないようにとよく言い聞かせました。

画像を拡大して隅々までご覧くださるとよく分かると思いますが随分長い間掃除をしていないようです。

水のたまる部分も汚れがたまっていました。
私は３０年以上主婦をやっているのでその汚れが
落ちないシミではなく、掃除をさぼった時につく汚れだと瞬時にわかりました。

見るに見かねて後日備え付けのブラシでこすったら
洗剤もつけずに簡単に取れました。

年寄りで寒いからと看護師さんにお願いした持参の電器敷布は
そのままシーツの上ににただ広げられただけでしたので
丸まってずれていました。

憤りを感じましたが
人質をとられた家族のような感覚に陥り
文句を言うに言えず、しかし何かあった時の証拠にと思い気になる箇所の写真を撮りました。

シーツの下に電器敷布を敷いて枕元にバスタオルを広げて
ベッドを整え、母の食事を見守り、歯磨きをさせて母をベッドに寝かせました。

最後に足元のスリッパをそろえたときに

床もひどく汚いことに気が付きました。
入室直後でこんなに汚れていることはありえません。

乾いていますが生々しく見え不衛生極まりないです。

もちろん母は点滴はしていません。

実にタイムリーでよくできた話だと思われるかもしれませんが

隣の部屋では看護師さんが大きな声で患者さんに　そんなことしたらだめだよと

くりかえしています。

母は大病を何度も患ってきましたが幸い頭はしっかりしていて認知症ではありませんが

私がもし今日面会していなかったら

年寄りで機械に疎い母が大好きなテレビを見ることもできずに、

じかに置かれて丸まった電気敷布の上で何を思って眠りについたのだろうかといたたまれない気持ちになり

泣きながら帰宅し、その日は眠れない夜を過ごしました。

とんでもないブラック病院に母を入院させてしまった、

これからどうすればいいのでしょうか？

今夜もご縁をありがとうございました。

↓　エントランス脇の薄汚れたスクリーンカーテンに付いていた太い蜘蛛の巣