白魚はさびしや
おこんばんは =_=
ようこそいらっしゃいました。
美味しいものは数々ありますが白魚は私の好物のひとつ。
炊きたての白ご飯にかけて食べるのが好きです。
以前からとても気になっていることがあるのですが、白魚を食べる時には是非最後の一匹まで食べて欲しいと思います。
小鉢などに2匹3匹と残って張り付いて食べ残されているのを見るのは大変に辛いことです。
なぜならば…
遥か遠い海から一網打尽に捕まえられて港で選別され
あまりのこまかさゆえに何千匹何万匹と作業台などからこぼれ落ち、排水溝に流されていくのです。
まさにそれはむだ死に。
おそらくはバッキングの際にもまた何百匹とこぼれ落ちおそらくは排水溝に流され→やっとの思いで各家庭に到着したけれど
またまた料理の際に数匹がこぼれ落ちやっと食卓にのぼり
お嬢ちゃんや坊や のお口に入った白魚は幸せですがお皿などにピッタリと張り付いた数匹はきっと忘れられて洗い桶に沈められ→やっぱり行き着く先は排水溝なのです。
せめてシシャモやアジに生まれてきていたならばきっと、
たとえ汚い食べ方であっても大部分は食べてもらえるのですから。その死はきっと無駄ではなかったはず。
しかし白魚に生まれたばっかりにおにぎりにされる時にも
こんな風にボールにピッタリと張り付いて残るものが多数。
ですからこういうものも一匹一匹手で摘んで口へ運んであげなくては。
物言わぬ白魚の目が語りかけ
byどこリラ
今夜もご縁をありがとうございました。