コロナ禍で面会禁止の裏で起こっていること2

おこんばんは  (+_+)

ようこそいらっしゃいました。

コロナのために面会禁止の病院内で体験した実話。

前回に引き続きお話ししたいと思います。

コロナのこともあるのでお見舞いも極力控えようとは思っていましたが母の事が大変に心配でたまらないのでお見舞いに行きました。

部屋の掃除などされていることを心の隅で期待しつつ部屋を見回しましたが掃除された気配はありませんでした。

母は前日にお腹を壊してしまったたとのこと、

怪我の部分の痛みがまだ強いためにお手洗いに間に合わず下着も汚してしまったのだと事前に電話で母から聞きました。

一応下の受付で面会に来たことを伝えてもらうと、

病棟の看護師さんが受付まで来てくださりレジ袋に入った汚れものを渡されました。

面会はやめておいてくださいというアピールなのかもしれないと思いはしましたが心配する気持ちの方が強く、看護師さんに今日は面会希望ですと伝えました。

ほどなく部屋に通され病室を見てまた落胆しました

落胆したというより正直憤りを感じました。

相変わらず部屋は汚れたままで、

だらしなくだらりと垂れたカーテンですらそのままでした。

部屋の中にある洗面所の排水設備の掃除も行き届いていないらしく

しばらく水を流しているとみるみる水位が上がってきて溢れてしまいそうでした。

洗面所の下の扉を開けて排水管を除くとポタポタと排水管が水漏れを起こしていました。

母に確認すると固形物を流したことはなくつまりっぽいのはもともとのようでした。

洗面所についているランプの電球も切れていました。

前回は慌ただしかったので気が付きませんでした。

今夜も同じく看護師さんは大変忙しそうでしたので新しい電球をいただけたら私が電球交換をしますよ、と申し出ましたが

後でやりますとのことでした。

ここでふと思いました。こんなにずさんな管理体制なのでいつ医療事故が起きるかもしれないと思いました。

母はお腹の調子がが悪いためにリハビリの紙パンツを履いていました。

履き替えをしたとのことで汚れた紙パンツが病室併設のトイレの蓋のないゴミ箱にそのまま捨ててありました。

このトイレの扉が非常に重く開けにくいためかトイレのドアが開け放たれたままになっていました。

おそらくは一人でトイレに行きたくなった場合の配慮だとは思いましたが当然のことながら臭いました。

しかしながら背中と腰の痛みで動けないために入院しているのです。

せっかく痛みが和らいできたとしてもこれでまた転びでもしたら、と心底恐ろしくなり

お手洗いに立つ時はとにかくナースコールを押すことと、

遠慮せずに人の手を借りること、

間に合わなかった場合は紙パンツを履いているのだから大丈夫だということを母に念押ししました。

行っている間に腹が立ってくるやら情けないやら悔しさで泣けてきました。

せめてもの救いは母が臭いに敏感でなかったことです。(T_T)

次にお見舞いに行った時全く変わらない状態でトイレの蓋なしゴミ箱にそのまま紙おむつが捨ててあったのを見ました。

つまり、その翌日も、

私がお見舞いに行った翌々日も合わせて最低でも3日間そのゴミは放置されていました。

下痢をして汚物が飛び散って便座を汚してありましたがやはり掃除の形跡もありません。

それでも私は病院に苦情をいうことができませんでした。

苦情を言うことによって母の身に何か良くないことが起こることが心底怖かったのです。

ドラマの見過ぎなのでは?

と思う方もおられるかもしれませんね。

でも私はそんなことばかり朝から晩まで考えていました。

この日はナースセンターに4、5人集まっていた看護師さんでしたが

そのすぐ近くのナースセンターのカウンターで入室記録を記入する私に誰一人として関心を示さず、

もちろん挨拶もなく

まるで私が空気か何かのようになかったものとしておられるのを見た時は一種異様な感覚がして背筋が寒くなりました。

もしかしたらこんなコロナの時にお見舞いなんてやめて欲しいと言う気持ちの表れだったのかもしれません。

入室記録を書き終えた私はわざと大きな声でこんばんはと言いました。

その中の一人がこちらを見て会釈しました。

私は招かれざる客のようです。

けれどもこちらも引くわけにはいきません。

このお話は3に続きます。

今夜もご縁をありがとうございました

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です