あそんでやらないよ!
おこんばんは =_=
ようこそいらっしゃいました。
昨夜はバリ島での本当に恥ずかしいスパ初体験についてお話させていただきました。
今思い出しても、あのフラワーバスのむなしさは色あせることなく私を苦しめております。
金返せ!!(笑)
さて、今夜はお風呂つながりでここ、信州の温泉のおはなしです。
皆様もうお気づきですよね。
このブログは前回お話しした内容のうちの中から拾い上げたワードをあげて、それについてお話しするという言ってみればリレー方式のブログです。
なんとまあ斬新な!
(いや、とっくにみんなやってるか)
私、幼少時代は実家が ”湯本” でした。
湯本 とは 温泉が湧き出る土地のことを言いますが
亡くなった祖父が大変な頑固じじいで、
周りの反対を押し切って
ぜえええったいにこの土地には
すごい量の温泉が出るんじゃ~~~!
と言い張って、苦労ののちに温泉を掘り当てました。
ほぼ、無色透明で硫黄臭さがほとんどなく
温泉卵ができるくらいの高温でした。
塩分が多めだったのでカランをいくら掃除しても
すぐに結晶がこびりつくのが母の悩みだったそうですが
お風呂は24時間かけ流し、
毎日が旅の宿(大好きな入浴剤)でした。
湯量が大変に豊富だったため掘りごたつを作って
そこに温泉を通して各部屋をあたためていましたが
それでもお湯が余ったのでご近所2件にもお湯を引いていた記憶があります。(じじいと言ってすみません。おじいさまです。)
ただし、温度が非常に高い、
しかも塩分の多い源泉は、くみ上げるためのポンプをすぐにだめにして
維持費が大変にかかったので母親がよくぼやいておりました。
(文句ばっかりな私の母)(笑)
市内には大小湯本が点在し、観光としてだけでなく
区費で運営される共同浴場や
まちのあちこちににょっきり蛇口が出ていて
各家庭台車でお湯を”お持ち帰りほうだい”していました。
今思えばなんとぜいたくな。
引っ越したので今ではそのありがたさがわかります。
そうそう!
野沢菜漬けやたくあんなど洗う時も温泉を利用してましたっけ・・・・。
毎年すごい量を漬け込むので、子供たちもお手伝いにかりだされ
漬物が大嫌いな私と、漬物が大好きなのにお手伝いが嫌いな妹で
毎年ブヒブヒ文句を言いながら野菜を洗ったものでした。
野沢菜やたくあんがしっかり漬かって
それらが食卓にのぼると、
漬物嫌いの私が妹に
くさいから漬物食べたらあそんでやらないよ!
とよく妹にいじわるを言いました。
今では懐かしくて愛おしい昭和のおもひでです。
今夜もご縁をありがとうございました。